自然・人に優しく、環境に配慮した次世代型冷蔵倉庫をテーマとしています。

• 自然冷媒（NH3、CO2）やノンフロンウレタンを採用し、地球環境への負荷低減を図っています。
• 省エネ型冷凍機などの高効率機器やLED照明などの省エネ器具を導入することで、ランニングコストを大幅に削減します。
• また、太陽光発電設備による自家発電を活用し、自然エネルギーを最大限に利用する施設となっています。

★フードディフェンス対応 （お客様の貨物を守る）

→入退館システム：冷蔵庫棟への出入りは顔認証システムや指紋認証システムを導入。
→監視カメラシステム：外部及び低温室内に監視カメラを設置。

★自動ラック ： 15,120PL

→収容方式：スタッカークレーン 5 台 （ダブルディープ式）
1台のスタッカークレーンが左右 2 列、合計 4 列の棚にアクセスできることで格納効率が向上しサイクルタイムの短縮が図れる。
→荷崩れ補正：エスコーター（各スタッカークレーンに設置）搬送中に荷崩れやパレットのずれが発生した際に上部での補正作業が可能。
→搬送方式（高速台車）：ソーティングトランスビークル（STV） 10 台
複数の入出庫コンベヤーやピッキングステーションへの貨物搬送を行い、業務量の増加にも即時に対応。

★移動棚 2,436PL + カーゴナビゲーションシステム

省人化、省力化に向けた導入。移動棚との連携により未経験者でも迷わず正確な入出庫作業ができ、業務の正確性向上、労務時間短縮、省人化への対応など倉庫業務の合理化が図れる。

★太陽光発電設備 ：発電容量 880 kW
冷蔵庫棟及び事務所棟屋根に太陽光パネルを設置。年間約 1,200,000ｋＷｈの発電量を想定しています。竣工時にはヨコレイグループ全体の発電能力は約 11.7MW を予定。

★LED 照明 (冷蔵庫棟・事務所棟全館)
蛍光灯に比べ、長寿命で省エネ性が高く、発熱量も少ないため庫内温度が上昇せず冷却設備の省エネにも繋がります。

★ノンフロン断熱材 ：断熱パネルにノンフロン材を使用
ノンフロンの為、防熱工事時に温室効果ガスを排出させません。また防熱の厚みは熱貫流量 6.5W/㎡以下で設計。防熱に厚みを持たせることで、省エネ性の向上や BCP 対策になっています。

★省エネ型自然冷媒冷却設備
自然冷媒のアンモニアと CO2 を使用した省エネ型の冷凍機を導。省エネ効果は従来の
アンモニア冷凍機と比べ 33％減、フロン冷凍機との比較では 31％減の節電効果があります。

★ 陽圧空調システム （1 階低温室用 ： ×2 基）
低温域での除湿能力に優れており結露防止や室温の安定化により高度な品質管理が可能。また外気侵入の低減により低温室や庫内の冷却負荷軽減が図られ電気消費量の削減にもつながります。

★ 自動ラック設備停電対策 〔UPS (無停電電源装置) 250KVA〕
停電時に自動ラックを約 20 分間稼動させられるバッテリーを設置。停電時にコンベアーや台車に取り残された貨物を自動ラック倉庫内へ収容できるようにしています。

★ オフィス停電対策 〔UPS（無停電電源装置） 15KVA ・ ディーゼル発電機 150KVA〕
停電時 10 分間は UPS により照明、コンセントのバックアップが可能、長時間の停電や空調機のバックアップはディーゼル発電機を使用。